Enrica’s standard fabric “COTTON SILK” is made in Fukui, famous area for silk Habutae.
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21ssコレクションで最初にご紹介する生地は、enricaの定番素材 “コットンシルク”です。柔らかく肌馴染みの良いこの素材は、シルクの中でも羽二重の製作で有名な福井で織られていています。
羽二重とは、通常の平織りが緯糸と同じ太さの経糸1本で織るのに対して、経糸を細い2本にして織るため、やわらかく軽く光沢のある絹織物です。
福井の羽二重は緯糸を水で湿らせながら織る「ぬれよこ」という伝統技法で織り上げるのが特徴で、経糸と緯糸がしっかりと密着しギュッと締まり、薄くても丈夫なため、明治時代に開発されてから今日まで最上の絹織物と評価されています。
(一部 福井県繊維協会様サイトより抜粋)
歴史ある福井県で織られるenricaの “コットンシルク”は、縦糸がシルク、横糸がコットンで、縦糸のシルクの本数を少し多くすることにより、滑脱が起きにくく、薄さのわりに透けにくくなっているのが特徴です。
ギャザー多めなデザインでも、横糸のコットンのはりでしっかりと膨らみ大きめのボリュームをたもちながら、縦糸のシルクの力で落ち感がうまれ、女性らしい程よいボリューム表現を可能にしてくれる素材です。
21ssではTOPS、BLOUSE、SKIRT、DRESS、SCARFの5アイテムで計7種、色はNATURALと色鮮やかなボタニカルダイ7色の展開です。
ボタニカルダイについて 21ss color by “BOTANICAL DYE”で詳しくご紹介しています。
Mar 1, 21 | collection