Hand-dyeing with red soil of Okinawa is attractive for its transparent finish.
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22awは前季に引き続き”沖縄の土(マージ)とパイナップル炭”でムラ染めを行っています。
沖縄のマージ染め〜顔料染め〜
マージ=真地とは、沖縄の赤色〜黄色系の土壌の総称です。
大きく赤・茶・オレンジ・黄・グレーの5色に分かれますが、22awでは本部半島(やんばる)で採取したグレー土でムラ染めをしました。
マージに2種類あり、沖縄全土の半分以上を占める強酸性の土壌は、国頭マージと呼ばれています。紫外線に強く、発色もはっきりしていて色を重ねても滲みにくくいのが特徴で、沖縄のマージ染めは透明感のある仕上がりも大きな魅力です。
パイナップル炭
沖縄のやんばる地方のパイナップル農園が取り組む「ゼロ・エミッション」は、規格外で出荷できずに廃棄することになったパイナップルの皮を使って炭を作っています。
1994年に国連大学が提唱した「あらゆる廃棄物を原材料などとして有効活用することにより、廃棄物を一切出さない資源循環型の社会システム」に基づいています。
Aug 10, 22 | MATERIAL