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絵のある街並み~ユディット~
一昨年の冬、一枚の絵をみるためウィーンに降り立った。
どれほどの時間を絵の前で過ごしただろう。ふと外の景色に目をやると、窓から見える街並は、目の前の絵が描かれた当時を色濃く残していることに気がついた。刹那、街の佇まいと絵の趣がぴたりと重なった。
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素材
20awのためにenricaが選んだ素材は、シルクやシルク混、ヤクなどの動物由来とオーガニックコットンなどの植物由来の主に天然素材です。特に着用した時の心地よさや、肌とも馴染みの良い自然素材を選んでいます。
特にニットは直接触れて気持ち良く、軽い着心地の良いカシミヤ、シルク、モヘヤなどの厳選された素材を使いました。
また、肌に直接触れる部分には肌とともに呼吸するシルクや肌に優しいオーガニックコットン素材を、静電気の起きやすい部分には静電気防止効果の高いキュプラ素材など、役割や目的に合わせて素材を選んでいます。
加工
日本にはそれぞれの地方の特性を生かした加工技術があります。
古くからシルクにゆかりの深い福井でシルク素材は作られています。
プリントや、ベルベッドのシワ加工も福井産です。
カシミヤ素材のミンク加工と呼ばれる洗いをかけ毛を立たセル技術、世界で初めてのカシミヤグラデーション染めはどちらも山形産です。
色
福岡や東京の工房で植物染料を使って製品染めしています。
C#CLOVE-ECRU(クローブ染め)
C#LOGWOOD-BLACK(ログウッド染め)
C#LIGHT-GREY(墨染)
C#FOREST-GREEN(緑葉染め)
C#KHAKI-YELLOW(ミロバロン染め)
C#LAC-BURGUNDY(ラックダイ染め)
C#COFFEE-CHOCOLATE(コーヒー染め)
C#LOGWOOD-ICE GREY(ログウッド×ミロバロン染め)
生産地
日本のきめ細かく丁寧な技術で作られています
ニット:山形県
縫製:北海道、秋田県、宮城県、栃木県
加工:プリント(福井県)、染め(福岡県、東京都)
Dec 14, 20 | collection