“SILK MOHAIR” is one of enrica’s standard materials, which is for a soft and light touch cardigan “KNIT 001”.
——————————————-
enricaの”シルクモヘヤ” は、エクストラキッドモヘヤとシルクを6対4の割合で撚られた糸で編まれた素材です。
生糸のような光沢や通気性、繊維のコシの強さが特長のモヘヤ、清涼感のあるサラッとした肌ざわりがあるシルク、この二つの素材を合わせることにより、軽いのに暖かで、素肌にも羽織れる柔らかく肌に心地のよい素材になりました。
*エクストラ キッド モヘヤ:モヘヤの中でも希少な生後一年未満のアンゴラヤギの毛を使ったごく柔らかいキッドモヘヤ
今季のモデルは、シルクモヘヤを使った七分袖丈の羽織(KNIT 001)。色はNATURAL、BLACKと草木染めのLOGWOOD×MIROBALAN-ICE GRAY、CATECHU×MADDER-BROWNの四色展開です。紡績、糸の撚りは岐阜、山形で編立て、福岡の染工場で草木染め仕上げをしています。
——————————————-
enricaのニットアイテムはすべて山形県で作られています。山形には羊の飼育が奨励された大正時代から毛糸を製造してきた歴史があり、戦後の復興の中で女性の社会進出と機械の進歩によってニット産業が発展してきました。素材や編地の開発からの製品づくりに力を入れ、特に「山形方式」といわれる多品目・小ロット・短サイクルの産地内一貫生産方式を先駆的に作り出し、独自の高い技術により生まれた上質な製品が厚い信頼を得ています。
Nov 15, 21 | MATERIAL