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立春 ふきのとう

二十四節気 春

日本では四季以外にも季節を表す言葉がいくつか存在します。
そのひとつが二十四節気。
太陽の黄道上の動きを24等分した暦。日本では6世紀頃から使われてきたようです。

Instagram、Facebookで綴っています二十四節気、好評いただき季節ごとのアーカイブをお届けします。

二十四節気、6番目は、「穀雨(こくう)」

この頃に降る柔らかく温かな春の雨は、田畑を潤し穀物を成長させると言われています。
日差しが強くなってきてリネン素材の爽やかな肌触りが嬉しくなってきます。

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二十四節気、5番目は「清明(せいめい)」です。

空が澄み草花が活気づくこの時期、春爛漫を愛でたいですね。

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二十四節気、4番目は「春分」です。

昼と夜の長さがほぼ同じになるこの日を境に、夏至までの間徐々に日脚が伸び、春らしく暖かな日が多くなります。

ボタニカルダイの”purple”や”cream”の染料、ラベンダーやカモミールの種まきが始まる季節です。

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二十四節気の3番目は「啓蟄」、「けいちつ」と読みます。

「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意味で、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」(広辞苑)という意を示します。
冬の間、寒気や雪、害虫などから樹木を守っていた「菰(こも)巻き」を外すのも啓蟄の頃が多く、春の風物詩となっています。

厚いコートから軽やかな羽織りものへ、纏うものも変えてみませんか。

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二十四節気、2番目の「雨水」

空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始める時期。
この頃降る雨は「養花雨」、「催花雨」と呼ばれ梅や桜など春の花の開花を促すと言われています。
梅がほころぶ暖かい陽射しを浴びて、春の素材が心地よく感じる季節になってきました。

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立春 ふきのとう

二十四節気の始まり「立春」

「春の気立つを以って也」
冬がきわまり春の気配が立ち始める日、冬至と春分の間となり、この日から立夏前日まで春とされています。

そろそろ春めいた優しい色を身につけたくなりますね。

Feb 4, 22 | etc